注文住宅の相場を調べるときに見ておきたい統計
【PR】記事内に広告リンクがあります注文住宅の相場を検索すると、複数の統計が出てきます。同じ「建設費」という言葉でも、 統計ごとに含まれる費用の範囲が違うため、どの統計を見ているかを意識しておくと読み違えにくくなります。
この記事で分かること
- 相場を調べるときに使われる公的統計を2つ
- 2つの統計は同じ「建設費」を指していません
- それぞれが何を含むかは、各調査の記載で確認できます
- 統計と自分の見積を比べるときの注意点
坪単価で比べようとしているときは。 坪単価を比較するときの注意
フラット35利用者調査
1㎡当たり建設費の数字
住宅金融支援機構が毎年公表している調査です(2025年度・注文住宅・回答数3,889件)。
- 全国平均 35.9万円
- 中央値 34.6万円
- 標準偏差 9.6万円
この調査の「建設費」に含まれるもの
外構工事・解体費用・設計監理料は、この定義に含まれます。
定義は次のとおりです。
- 主体工事費
- 主体工事に付随する電気・給排水・ガス設備・太陽熱温水器の各工事費
- 設計費・工事監理費
- 除却工事費・屋外附帯工事費
- その他必要な費用
建築着工統計
整地は含むが、敷地造成は含まない
同じ「土をならす工事」でも、整地は含まれ、敷地造成は含まれません。
国土交通省の建築着工統計は、建築工事費に建築のために必要な整地の費用は含むとしています。
一方で、土地や借地権の購入費用、敷地造成に要した費用は含みません。
戸数の実データ
2025年の持家着工戸数は 201,285戸。前年比 7.7%減です。
2つの統計は同じ「建設費」を指していない
境界線の引き方が違う
フラット35は設計費・監理費・除却費・屋外附帯費を含めます。
着工統計は整地は含むが敷地造成は含まないという、別の線を引いています。
「相場◯◯万円」という数字は、どちらの定義に基づくかで、比べている範囲が変わります。
統計と自分の見積を比べるときの注意点
見積が安く見えるのは、範囲がそろっていないから
見積側に外構工事・解体費用・設計監理料が含まれていないと、統計より安く見えます。
これは会社が安いのではなく、比べている範囲がそろっていないために起きる差です。
統計と見積を比べる前に、見積の範囲を確認しておくことが必要になります。
範囲の確認に使えるもの
当サイトの見積そろえに見積を入力すると、まだ含まれていない可能性のある費用の一覧もあわせて確認できます。
見積そろえの入力欄を開く(無料・登録不要)まとめ|「相場」は、範囲を確かめてから使う
2つの統計は、どちらも「建設費」と呼びながら含める範囲が違います。
フラット35は設計費・監理費・除却費・屋外附帯費まで含みます。 建築着工統計は整地は含みますが、敷地造成は含みません。
手元の見積が統計より安く見えたときは、会社が安いのか、範囲が狭いのかを先に確かめてください。
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