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注文住宅の相場を調べるときに見ておきたい統計

2026-08-04 | 見積そろえ 編集部

注文住宅の相場を検索すると、複数の統計が出てくる。同じ「建設費」という言葉でも、 統計ごとに含まれる費用の範囲が違うため、どの統計を見ているかを意識しておくと読み違えにくくなる。

フラット35利用者調査

住宅金融支援機構が毎年公表しているフラット35利用者調査(2025年度・注文住宅・回答数3,889件)では、 1㎡当たり建設費は全国平均35.9万円・中央値34.6万円・標準偏差9.6万円となっている。 この調査における「建設費」は、主体工事費、主体工事に付随する電気・給排水・ガス設備・太陽熱温水器の各工事費、 設計費、工事監理費、除却工事費、屋外附帯工事費、その他必要な費用の合計額と定義されている。 外構工事や解体費用、設計監理料はこの定義に含まれる。

建築着工統計

国土交通省の建築着工統計は、建築工事費の中に、建築のために必要な整地の費用は含むが、 土地や借地権の購入費用、あるいは敷地造成に要した費用は含まないとしている。 同じ「土をならす工事」でも、整地は含まれ、敷地造成は含まれないという区別がある点に注意したい。 2025年の持家着工戸数は201,285戸で、前年比7.7%減となっている。

2つの統計は同じ「建設費」を指していない

フラット35の統計は設計費・監理費・除却費・屋外附帯費を建設費に含めているのに対し、 着工統計は整地は含むが敷地造成は含まない、という別の境界線を引いている。 「相場◯◯万円」という数字を見るときは、その数字がどちらの定義に基づいているかによって、 比べている範囲が変わってくる。

統計と自分の見積を比べるときの注意点

相場の統計と自分が受け取った見積を比べる場合、見積側に外構工事や解体費用、設計監理料が含まれていないと、 統計より安く見えることがある。これは会社が安いのではなく、比べている範囲がそろっていないために起きる差である。 統計と見積を比べる前に、見積の範囲を確認しておくことが必要になる。

見積の範囲を確認する際は、当サイトの見積そろえで複数社の見積を並べると、 まだ含まれていない可能性のある費用の一覧もあわせて確認できる。

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